蛇口はゆっくり閉めましょう
最近の蛇口は、上下に動かすレバー式が主流になりました。
簡単に蛇口の開け閉めができるようになって、子供やお年寄りも助かっているそうです。
ここでひとつ覚えておきたいのは、蛇口はゆっくり閉めるということ。
特にお湯を使っている時、
大量に出しているところを急激に止めると、「ウォーターハンマー現象」が発生することがよくあります。
お湯を止めたあとにゴン!とかガン!とかいう音を衝撃とともに感じたことはありませんか?
あれは実際に水栓に衝撃を与えていますので、なるべく発生させないようにすべきです。
ウォーターハンマー現象が起こっているのをそのままにすると、水栓のセンサーが不具合を起こしたり、給湯器が壊れたり、配管に損傷を与えて水漏れの原因になったりします。
原因は、お湯の中にある「ドレン」の衝突。
ドレンとは、湯気(蒸気)が気体ではなく液体のままの状態のことを指します。
ゆっくり閉める、または水量を控えめにすること。
ちょっとした注意で、自宅の設備を長生きさせてあげましょう。